はじめまして、冷え性サバイバーのケントです。
突然ですが、アナタはやせ型ですか?筋肉は少ないほうですか?
やせ型で筋肉が少ない男性は、足先の冷えに悩んでいる方が意外と多いもの。その理由は、体内で熱を作り出す筋肉の量が少ないからです。
そこで、この記事では、冷えてつらい足先の症状を筋トレ&暖めで改善する方法をお伝えします。
冷え取りのコツをつかんで、足先の体温を取り戻しましょう。
アナタの”冷え”を探してみよう
冷えは、足先にたまりやすいもの。まずは、アナタの足先にたまった冷えを探してみましょう。
図で示された部分を、指先に力を入れてグリグリと強くもんでみてください。すると、かなり痛いはず。この痛みが冷えのモトです。
”痛み”は体が発する悲鳴。この痛みを放っておくと、冷えはどんどん悪化し、いずれ関節や臓器に異常として現れてきます。
そうなってはもう手遅れ。冷えが病気に発展する前に、足先にたまった冷えのモトを断ちましょう。
足先を効果的に暖める方法
足先の凝り固まった冷えをほぐそう
先ほどチェックした足先のグリグリ。マッサージをしてほぐすだけで、足先の血の巡りが改善します。
少々強めの力で、組織にたまっている老廃物を揉みだしましょう。
マッサージのやり方は、クリームやオイルで肌の滑りを良くして行ってもいいですし、湯船の中で行ってもかまいません。
足先が暖まっているときの方が効果を得やすいので、足先が冷えている時は、まず温めてからマッサージしましょう。
靴下&カイロで熱を注入しよう
冷え切っている足先は、マッサージだけではなかなか改善しません。
冷えの改善に靴下を履くのはもはや当たり前ですが、カイロをつかって人工的に熱を体内へ注入しましょう。
靴下をはいたら、カイロを図のように足のかかと側面と足の甲に貼りましょう。カイロの熱を逃がさないために、その上からもう一枚靴下をはくか、レッグウォーマーなどで保護します。
カイロの熱は、それ自体が発熱するものですが、低温度の皮膚に貼るとなかなか温まってくれません。もし、カイロが冷たいままなら、一度、ポケットなどでカイロを暖めてから足先に貼りましょう。
アナタの足先が冷えすぎていると、カイロの熱が皮膚へと吸い取られ、カイロは短時間で冷たくボロボロになります。
この現象はしばらく続くかもしれませんが、根気よくカイロ温活を続けることで、足先の冷えが改善され、カイロの保温時間も長くなります。
カイロといえば冬というイメージですが、冷え性の方は年中そのパワーを活用しましょう。
下半身の筋トレでポカポカスイッチを押そう
筋肉には、体内で熱を作り出す重要な役割があります。
やせ型の人に寒がりで冷えやすいという特徴があるのは、体を保温する脂肪の量が少ないだけでなく、筋肉の量が少ないから。
男性は、女性よりも筋肉の組織の量は多いといわれていますから、筋肉を鍛えれば冷えも解消しやすいといえます。
筋肉を増やす=ハードな筋トレをすると思われがちですが、簡単な筋トレならいつでもできます。
例えば、階段を使うこと。階段の上り下りには、下半身の筋肉を鍛える効果があるので、歩くなどの単純な有酸素運動よりも高い筋トレ効果が得られます。
また、テレビをしながら、ゲームをしながらのながらスクワット。歯磨きをしながらのながらかかと上げ運動。
毎日ちょっとづつでも続ければ、筋肉量のアップが冷えの解消につながります。もちろん、ジムに通って本格的に筋肉を鍛えるのもいいかもしれません。
下半身の筋肉を意識した筋トレで、熱源の確保&全身の血流アップを図りましょう。
冷えとのおつき合いは一生涯
ご紹介した方法で、今まで冷え切っていた足先が熱を取り戻した!という方もいらっしゃることでしょう。
しかし、冷えが少し改善したからといって油断は禁物。体内でやっと生まれた熱源は、温め続けないとすぐに消えてしまいます。
蒸気機関車が、石炭をくべ続けないと止まってしまうように、体の保温や筋トレをさぼってしまうとたちまち元の冷え症に。
冷えの怖いところは、長い年月をかけて静かに体をむしばむところ。
靴下は絶対にはく、スクワットだけは毎日欠かさないなど、一つでも目標をもち、熱の供給&保温を欠かさず行いましょう。
まとめ
いかがでしたか?
冷え性は、体形や体質により程度が異なるものの、ほとんどが運動不足による血行不良が原因です。
マッサージで血行を促進し、体の外側や内側から熱を供給する。これだけで、凍えた足先を「死にかけ」の状態から救うことができます。
冷え症は治ります。しかも、自分で治せます。
足先の冷えを改善して、冷えからくるさまざまな症状の元を断ちましょう。