はじめまして、冷え性サバイバーのケントです。
男性には、隠れ冷え症が多いと言われていますが、自分が隠れ冷え症であることに気づかず過ごしていると、いつの間にか体のあちこちにたまった冷えが加齢とともに静かに暴れ出します。
関節の痛み、胃腸の不調、不眠、頻尿、生殖機能の衰え、イライラ・・・。
もっとも恐ろしいのは、冷えががんや腎不全などの大病に発展する可能性が否定できないこと。そのくらい、男の冷え性は深刻なのです。
そこで、この記事では、男のガンコな冷え性の治し方をわかりやすくお伝えします。
体の冷えを自覚して、温活を意識した生活に切り替えていきましょう。
これでバッチリ!男のためのポカポカ温活法
温活法① 湯たんぽ
湯たんぽは、昔ながらの温活法。家で仕事をしながら、テレビをみながら、ゲームをしながらと、ながら温活の代表グッズです。
使い方は簡単、湯たんぽにお湯を入れて血管の多い場所に置くだけ。
- お腹に近い太ももの上
- お腹の上
- ワキの下
体の中心近くで温められた血液は体の末端まで流れていくので、手先・足先の冷えも解消することができます。
湯たんぽと接している肌が熱さを感じたら、ちょっとずつずらすなどしてやけどを防ぎましょう。
温活法② 入浴
入浴は、最も身近な温活法。しかし、シャワーやカラスの行水では体を芯から温めることはできません。
さらに、体の冷えを熱いお湯で早く温めようという考えは間違い。熱いお湯は、体の表面を温めるだけで、体の芯は冷えたまま。温浴という点では、あまり意味がありません。
体を芯から温めて冷えを解消するには、38~39度のぬるめのお湯に30分以上つかると効果的。こうして体を温めると、お風呂から出た後も熱がさめにくいのです。
温浴の効果をより高めたいなら、入浴剤を入れましょう。炭酸ガスなど、体を温めるタイプの入浴剤がおすすめですよ。
温活法③ マッサージ
マッサージには、血行促進効果があります。
手足など皮膚の表面を、末端から体の中央に向かって軽くこすると、血液を心臓に戻す手助けとなり血流がアップします。
僕は、保育園のころに季節を問わず乾布摩擦をしていましたが、乾布摩擦も立派なマッサージ。皮膚を鍛えるだけでなく、血の巡りを助ける効果があったのですね。
入浴中に、手で皮膚をなでるだけでも十分効果が得られます。温浴&マッサージで、体の熱源を増やしましょう。
温活法④ お灸・カイロ
お灸やカイロは、凝り固まった冷えをときほぐしたいときに便利な温活法です。
しかし、冷えが重症化している場合、お灸やカイロの熱があっという間に体に吸い取られてしまい、効き目を感じにくいことも。
そんなときは、とにかく続けること。使い続けることで、ある日ふと体調の変化に気づくはずです。
お灸もカイロも、使い始めは足元から。使用法に注意して、やけどにはくれぐれも注意しましょう。
温活法⑤ 筋トレ
体の熱を作るのは筋肉。筋肉が痩せていると、熱源が乏しいため体が冷えます。
若いころは、全身が熱くて冷え知らずだった男性でも、運動不足や加齢による筋肉の衰えとともに体が冷えてきたというのはよくあるお話。
しかし、男性は女性よりも筋肉量が多い体質。短時間の筋トレで、冷えを解消することも夢ではありません。
階段を使う、かかと上げをする、スクワットをする・・・。筋トレは、少し意識を変えるだけでいつでもできます。
まずは、下半身の筋トレから。下半身の筋トレには、弾力を失い硬くなった血管を元気にし、ふくらはぎや足首で滞りやすい血流を改善する効果があります。
ながら筋トレで、熱源を生み出し、元気でポカポカな生活を目指しましょう。
温活の後は”保温”が基本です
ご紹介した温活法の効果を無駄にしないためにはあと一工夫が必要。とはいえ、何も難しいことをする必要はありません。
温活後は必ず靴下を履き、熱が体外に逃げないよう体内に閉じ込めること。これを徹底しましょう。
温活をしていると、熱くて汗がダラダラでてくる人もいるかもしれません。冷房や扇風機の風で火照った体を冷やしたいと思う人もいるかもしれません。
しかし、温活を始めたばかりの人は、上半身にいくら汗をかいても、体の芯や下半身は冷えていることが多いのです。
温活後に体を冷やしてしまっては元も子もありません。アナタの健康を支える熱源は命のともしび。自分で吹き消してしまわないようしっかりと守りましょう。
まとめ
いかがでしたか?
温活は、何も特別なことではありません。毎日、ちょっとずつでも続けていくこと、体をこれ以上冷やさないことが大切です。
冷えに悲鳴をあげている体を、温活で癒してあげてくださいね。